熱中症?と思ったら、受診してください!!

*2025.5.31朝日新聞電子版より
日本救急医学会は2024年に、熱中症の診療指針を9年ぶりに改訂しました。これまで3分類していた重症度に、新たに最重症群の「4度」を設け、1~4度の4段階に整理されました。新たな分類からも、2度以上は医療機関の受診が重要なことが分かります。原則として点滴輸液が推奨されています。経口摂取ができない場合や循環不全がある場合には、即時の輸液が生命予後を左右します。 “なぜ点滴輸液は重要なのか?” ①経口での水分摂取より、血管に直接投与するので吸収スピードが圧倒的に早い! ②循環血液量の増加が速やかにおこる! ③ショックの予防・改善に不可欠かつ重要! ④ナトリウム・カリウムなどのミネラルバランスを直ちに補正し改善する!
“経口補水が有効なのは軽症例のみ”です。 経口での水分摂取をしても尿意を感じない!尿の色が濃い!尿の量が少ない!は水分が不足している証拠です。 輸液を含めた医療介入が必要です!
げん気クリニックを受診してください!