インフルエンザA香港型「サブクレードK」とワクチンに関して

12月1日、A型H3N2(A香港型)の中でも「サブクレードK」と呼ばれる変異株の流行が発表されました。海外からの来訪者が多く、また 今季は流行の始まりが昨年より早かったため、ワクチン接種がまだ進んでいない時期に多くの人が感染したことが考えられます。 この変異株「サブクレードK」に対するワクチンによる重症化予防も従来株と同じく効果があると予想されています。
現在「A型」が中心であっても、シーズン後半に「B型」が広まる可能性は十分にあります。流行のピークが前倒しになっていますが、早く収まるとは限りません。
11月中旬に注意報の発表以来、当院でのワクチン接種希望の方が急増しております。
ワクチンの定数も残り少なくなってきております。ワクチン接種がお済でない方は早めの接種をお勧めいたします。

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